では、最初に探偵の料金について確かめましょう。探偵の料金は調査によって違い、また、探偵業者によっても違います。
調査を依頼する前には、必ず探偵に調査料金の見積りを出してもらうようにしてください。
探偵に調査料金の見積りを出してもらう方法は、各探偵事務所に見積り依頼の連絡をすれば、電話なら早ければその場で、またはメールだと近日中に見積りを出してくれます。
また、探偵を紹介しているポータルサイトなどでは、複数の探偵事務所への見積りを一括で請求することができるので、こうしたサービスを使って見積りを出してもらうのもいいでしょう。
探偵の料金の見積りでは、各調査の種類や、その調査内容の詳細について求められることがあります。
なるべく詳細を伝えることで、見積りの金額を正確に計算してもらうことができます。
たとえば、調査をしてもらいたい地域は埼玉から東京までなど、地域や調査をしてもらいたい時間、今わかっている情報など、見積りで伝えてみましょう。
見積りの際、詳しい情報を他人(探偵や便利屋)に伝えるのが嫌だという人は、伝える必要はありません。そうした細かい情報がなくても、大まかな調査料金は計算することができます。
もし、本当に調査を依頼することになったら、そのとき詳細な情報を伝えて、正確な見積りをしてもらうといいでしょう。
ただし、見積りでは、最低でも調査の種類と調査をお願いしたい地域は伝えておくようにしましょう。
探偵の調査料金を見積りから調べることは必須ですが、見積りしてもらった金額が高いのか安いのかを確かめるためにも、探偵料金の相場を調べておくことをおすすめします。
探偵の調査料金の相場は、各調査によって違うので、ここではもっとも調査の依頼件数の多い浮気調査を例にして、埼玉で調査を行った場合の相場を参考にしてみましょう。
浮気調査の料金相場 : 100万円
この100万円というのは、調査にかかった実際の料金で、成功報酬などは含まない計算です。100万円となるとかなりの高額ですが、この相場には理由があります。
調べてみたところ、探偵の調査料金では、着手金が重要になります。そしてこの着手金の計算方法は、調査員1名1時間の費用と、調査にかかった時間、調査員の人数によって計算されます。
調査員の1名1時間の費用は、5000円から1万円ほどです。今回はもっとも高い1万円を例にして計算しました。
ここからさらに、調査員の人数を3名(2名から5名とした中間)に、調査にかかった時間、1日8時間(深夜10時から朝の6時まで)でそれを1週間に1回、月に4回の計算で調査を行うと、96万円の費用がかかるという計算になります。
これは条件をゆるくして計算した場合の金額で、探偵との交渉や条件の見直しによって料金を安くすることができます。